出会い系サイト業界全体で今最も注目されているニュースです。現状では、出会い系サイトを悪用した犯罪が多く、これに歯止めをかけるために改正法案を出す流れとなっています。
現在、改正法案がどの程度適用されるのかという点が非常に注目されています。ニュースとしても取り上げられており、記事の本文はこちらです。
今回、改正法案となる要点を要約するとこのような感じです。
1、買春、売春の書き込みは削除し、利用者を退会させましょう。
2、利用者の年齢確認をしっかりしましょう。
3、出会い系サイトの運営者は公安委員会へ届出をしましょう。
4、命令に従わない出会い系サイト運営者は刑事責任を問います。
買春、売春への対応
出会い系サイト運営者からみれば、この対応は現状行っているところも多く、それほど大きな問題ではないでしょう。
また、利用者も売春、買春の書き込みがなくなることで、純粋な出会いを探す場ができることになります。利用者からみてもプラスになるのは明らかでしょう。
公安委員会への届出、刑事責任の強化
3の公安委員会への届出というのはこれまでになかったもので、出会い系サイトを自由に運営しているのが現状でした。これが届出が必ず必要となることで、ある程度の悪質出会い系サイトが減ることになると期待されています。
この点については、もっと早くできなかったのかと編集長も思っていました。所在も運営者もわからない出会い系サイトは多く、そのようなサイトのほとんどが悪質な出会い系サイトでした。この部分が早く整理されていれば、サクラに騙される被害者ももっと減っていたでしょう・・・。
4の刑事責任という部分は、出会い系サイト運営者に対するものです。出会い系サイト運営者が摘発されるのは、これまでは児童ポルノ法、及び詐欺罪での適用がほとんどでした。
児童ポルノ法は、利用者が明らかに児童であるのに、その利用を見逃していた、また児童の卑猥な画像を出会い系サイトにアップしているのに放置していたなどです。詐欺罪は、ワンクリック詐欺、ツークリック詐欺といわれるものがほとんどで、画面を開いた瞬間会員登録が完了し、料金を請求するというものです。
つまり、これらを守ってさえいれば、出会い系サイトが摘発されるということはほとんどありませんでした。これからは、より簡単に摘発できるようにという法律になる可能性が高く、出会い系サイト運営者は改善を迫られています。
利用者の年齢確認
1、3、4というのも大きな変更点なのですが、なによりも一番注目している点は実は2です。これは出会い系サイトの利用者の年齢確認をきちんとしましょうというものですが、現状の年齢確認というのはトップページに年齢認証画面があるだけというのがほとんどです。
これを明確に確認しましょう。ということになると、利用者全員に免許書などの証明書の提出を義務付ける可能性もあります。そうなれば、利用者にとって利用しにくいものになってしまいますし、出会い系サイト運営者にとっては利用者が激減することになるでしょう。
この確認というのがどの程度になるのか、出会い系サイト業界全体が注目しているのはもちろんのこと、実はモバゲータウンにも影響してきます。モバゲーは利用者のほとんどが未成年ですが、コミュニケーションをモバゲー内で自由にとることができ、出会いとしての要素が強いといわれています。
現状としては未成年はモバゲー内でメール交換ができないなどの規制をかけていますが、成人した男女も免許書などの提出が義務づけられた場合、モバゲー全体が衰退する可能性まで出てきます。
どの程度まで規制がかかってくるのか。法律が通常国会に出るのは、2008年3月といわれています。2008年3月といえば、ガソリンの暫定税率について議論ができる締め切り月です。ガソリン国会にまぎれて、出会い系改正法案がしっかりと議論されないままに法律ができてしまわないことを願っています。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


